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画像
IIIFビューア
ジャンル 浮世絵
資料ID 2018_u_011
地点番号
地域 上野公園
資料名1 名所江戸百景 上野清水堂 不忍ノ池(ちりめん絵)
資料名1かな めいしょえどひゃっけい うえのきよみずどう しのばずのいけ ちりめんえ
資料名2
資料名2かな
シリーズ名 名所江戸百景
英文タイトル
縦・横・厚(cm) 21.4×15.2
判型 中判
時代 江戸
成立年月日 安政3年(1856)4月
成立年月日終
改印(検印) 「改」「辰四」
作者名 歌川広重(初代)/画
作者情報
署名等 廣重画
発行者名 魚屋栄吉
版元印 「下谷魚栄」
撮影地点・方角
彫師
蔵書印
件名 上野公園 寛永寺清水堂 清水観音堂 東叡山 不忍池 月の松 桜 懸崖造り 舞台造り 中之島 弁天堂 生池院
スタンプ
画中文字
展示履歴 「外国人が見た台東区」(2020/06/19~09/13)、「日記が語る台東区10 花見の日記」(2023/12/22~2024/03/17)。室報第10号に図版掲載。
解説 「外国人が見た台東区」:初代広重の人気シリーズ「名所江戸百景」は、何度も版を重ねたが、本図のようなちりめん絵(刷ったのちにしわを寄せちりめんのようにした絵)も仕立てられ、土産品として人気があった。本図は、清水堂付近の花見風景を描き、真円の枝ぶりを持つ「月の松」を初めて描いた作品。人為的に曲げる「作り松」の技術は江戸中期に確立していたが、丸く曲げるのはやってはいけないと園芸書に記されている。花屋敷「縁結びの松」同様、従来の日本の美意識からはずれた松の造形が、ヨーロッパ人の目には興味深く映ったようである。
「日記が語る台東区10 花見の日記」: 広重の「名所江戸百景」は、何度も版を重ねたが、本図のようなちりめん絵(刷ったのちにしわを寄せちりめんのようにした絵)も仕立てられ、土産品として人気があった。
本図は、清水堂付近の花見風景と真円の枝ぶりを持つ「月の松」を描く。江戸時代の各種花暦に名木の松は数多く記されるが、この「月の松」に言及した文献は皆無で、幕末になって新たに登場した松である。
備考
書込み
宛名面情報
権利関係 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
詳しくは利用規定をご覧ください。
形態に関する注記 形態:縦絵
色:カラー
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