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画像
IIIFビューア
ジャンル 浮世絵
資料ID 2019_u_006
地域 上野公園
資料名1 本能寺合戦之図
資料名1かな ほんのうじかっせんのず
縦・横・厚(cm) 35.7×69.6
判型 大判
時代 明治・大正
成立年月日 明治2年(1869)正月
改印(検印) 巳正/改
作者名 歌川芳盛/画
署名等 「さくら坊/三木芳盛毫」「さくら坊芳盛筆」
発行者名 具足屋嘉兵衛
版元印 人形町/具足屋
彫師 彫舛
件名 上野公園 大砲 彰義隊 馬 合戦 戦争 官軍 寛永寺清水観音堂 清水堂 黒門 瑠璃殿 根本中堂 本能寺の変 炎上 東叡山
展示履歴 「上野公園~近代の歩み~」(2020/09/18~12/13)。
解説 上野戦争を明智光秀が織田信長を襲った本能寺の変の名を借りて描かれた浮世絵。この頃は上野戦争に関する絵や本の出版が憚られていたため、検閲に引っかからないように過去の合戦名が使われている。
右に描かれている門は寛永寺の黒門で、既に新政府軍の薩摩藩に突破されているのが読み取れる。上野戦争の戦況はこの黒門突破を契機に新政府軍が優勢となっていく。同日の午後5時に彰義隊は敗走し、新政府軍の勝利で終わることとなった。
浮世絵には新政府軍が正面中央の清水堂に攻め込んでいる様子も描かれているが、この戦いでは清水堂は奇跡的に焼失を免れている。しかし、寛永寺の伽藍(がらん)は清水堂、山王社、時の鐘、忍岡稲荷、大仏殿、慈眼堂、東照宮、五重塔を残し焼失した。
権利関係 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
詳しくは利用規定をご覧ください。
形態に関する注記 形態:縦絵
様式:3枚続
色:カラー
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