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画像
IIIFビューア
ジャンル 絵画資料その他
資料ID 2021_u_010
地点番号
地域 千束
資料名1 (帝都大震災画報其五)新吉原仲之町通焼火大旋風之実況
資料名1かな ていとだいしんさいがほうその5 しんよしわらなかのちょうどおりしょうかだいせんぷうのじっきょう
資料名2
資料名2かな
シリーズ名 帝都大震災画報
英文タイトル
縦・横・厚(cm) 39.7×54.1
判型 その他
時代 明治・大正
成立年月日 大正12年(1923)9月30日
成立年月日終
改印(検印)
作者名 (SK)/画
作者情報
署名等 SK
発行者名 土谷傳 天正堂
宇田川安高
版元印
撮影地点・方角
彫師
蔵書印
件名 新吉原 火災旋風 仲之町 関東大震災 レンガ造 遊郭 災害 自動車 避難 大八車
スタンプ
画中文字 「大正十二年九月一日午前十一時五十八分関東地方に未曾有の大地震起り地は亀裂を生じ家屋は倒壊し次で東京市内八十余個所に火災起り一面に火原と変ず折柄風勢強烈にして旋風を起し水道又断水消防に術なく逞しき猛威に任するのみ焼失家屋三十余万戸死者七八万人負傷者に至りては幾万なるや算なし火焔に包囲せられ叫声を揚げ親に離れ子を失ひ一家離散し身を以て免れ互に安全なるを喜ぶのみ其悲惨極り無く戒厳令を布かれ救援軍隊は不眠不休にて活動し京橋、浅草、日本橋、下谷、芝、麹町、神田、本所、深川の各区は見渡す限り一面の焦土と化し惨害甚大なり(画面右側)」
「往年花魁道中を以て有名なる新吉原は過年の火災後其の面目を一新し高厦雄大
なる建物軒を竝べ実に不夜城とも云ふべき光景を呈せし場所なるも今回の震災に因り廓内三百有余の高楼殆んど顚倒し同時に所々よりの火災と共に旋風起り廓内一同猛火に包まれ惨憺たる光景を演せり。藝娼妓等の悲鳴を上げ狂乱奔走し其状況筆紙に尽し難く今回の震災に於ける屈指の悲惨たる場所なりき(画面左側)」
展示履歴 室報第13号に図版掲載。
「関東大震災と復興-台東区の大正・昭和-」(2023/06/16~9/18)。
解説 明治 44 年(1911)に、吉原大火で甚大な被害を受けた新吉原は、レンガ造などの頑丈な建造物に一新した。しかし関東大震災の際に火災旋風に襲われ、再び焦土と化した。
 画面では、火災旋風によって家具が舞い上がり、炎がレンガ壁に入って猛威を振るっている様子が描かれている。
備考 1枚。
書込み
宛名面情報
権利関係 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
詳しくは利用規定をご覧ください。
形態に関する注記 刊写:刊本
形態:横絵
色:カラー
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