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画像
IIIFビューア
ジャンル 絵画資料その他
資料ID 2014_u_012
地点番号
地域 千束
資料名1 吉原新宅全図(新吉原細見)
資料名1かな よしわらしんたくぜんず しんよしわらさいけん
資料名2
資料名2かな
シリーズ名
英文タイトル
縦・横・厚(cm) 31.6×51.4
判型
時代 江戸
成立年月日 弘化4年(1847)
成立年月日終
改印(検印)
作者名
作者情報
署名等
発行者名
版元印
撮影地点・方角
彫師
蔵書印
件名 新吉原 細見 吉原大門 吉徳稲荷 衣紋坂 見返り柳 高札場 番所 案内記 遊郭
スタンプ
画中文字
展示履歴 「吉原細見の世界」(2014/06/20~09/17)、「吉原細見の世界Ⅱ」(2019/12/20~2020/03/15)、「貴重資料から見る台東区の道」(2023/03/17~06/11)、「吉原細見の世界Ⅲ前編」(2024/06/21~09/15)。室報第4号に図版掲載。
解説 「吉原細見の世界」:冊子体ではない細見。色刷りの地図形式のもので、吉原の地理を知る上では、この形式の方がわかりやすい。享保年間(1716~36)に盛んに刊行されたがその後冊子体が主流になった。年代は不明であるが、書かれた内容から弘化4年のものと判明する。
「吉原細見の世界Ⅱ」:妓楼の位置が一目でわかり、冊子体ではないが、これも細見である。内容から弘化4年時のもので、うっすらとある折り目により、折りたたんで懐中に入れて吉原の情報を得たとわかる。こうした体裁の細見は珍しく、当館ではほかに「北里通全(ほくりつうぜん)」も所蔵する。
「貴重資料から見る台東区の道」:冊子体ではなく地図形式の吉原細見。大門より外の五十間道を含めた全景が描かれており、冊子体のものよりも吉原の地理が分かりやすい。この形式のものは享保年間(1716~36)に盛んに刊行されたが、その後冊子体が主流になった。
「吉原細見の世界Ⅲ前編」:色刷りの地図形式の細見。年代不明であるが、内容から弘化 4 年のものと判明する。  右側に五十間道、大門、左側に碁盤の目に区画を分けた新吉原の町並みが記される。冊子体の細見では遊女の名が記されるが、本図では妓楼を経営した楼主の名のみ記される。大門に近い方から北側が江戸町一丁目、揚屋町、京町一丁目、南側が伏見町、江戸町二丁目、角町、京町二丁目となっており、それぞれの町名の両側が町域である。
 この頃の細見の板元である玉屋山三郎は、江戸町一丁目の西側に位置し、冊子体細見の第一番目下側に登場する妓楼である。
備考
書込み
宛名面情報
権利関係 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
詳しくは利用規定をご覧ください。
形態に関する注記 形態:一枚物・状
色:カラー
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