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画像
IIIFビューア
ジャンル 絵画資料その他
資料ID 2020_em_001
地点番号
地域 都外
資料名1 後三年合戦絵巻 中巻
資料名1かな ごさんねんかっせんえまき ちゅうかん
資料名2
資料名2かな
シリーズ名
英文タイトル
縦・横・厚(cm) 44.5×1753.4
判型
時代 江戸
成立年月日 元禄14年(1701)10月下旬以降
成立年月日終
改印(検印)
作者名 持明院保脩(原本)/詞書
巨勢惟久(原本)/画
作者情報
署名等 「詞左少将保脩」
発行者名
版元印
撮影地点・方角
彫師
蔵書印
件名 後三年の役 源義家
スタンプ
画中文字
展示履歴 室報第11号に図版掲載。「台東区の古代・中世」(2022/06/17~09/11)。
解説 「台東区の古代・中世」:源義家(みなもとのよしいえ)の「後三年の役(えき)」を描いた絵巻。原本である序文1巻・絵巻3巻本(重要文化財、東京国立博物館本)は、『日本の絵巻』14(中央公論社、1988)に所収。当館所蔵の絵巻はこの写本で、江戸時代後期から明治時代前期頃に筆写されたもの。
 後三年の役は、永保3年(1083)~寛治元年(1087)に奥羽で起きた戦い。前九年(ぜんくねん)の役の後、奥羽に力を伸ばした清原氏の内紛に陸奥守(むつのかみ)として赴任した源義家が介入し、藤原清衡(ふじわらのきよひら)を助けて清原家衡(きよはらのいえひら)・武衡(たけひら)を滅ぼした。
 展示箇所は中巻、金沢柵(さく。城柵)を攻める義家陣営の様子。中央黒駒にまたがり前方を見据えるのが、源義家である。源氏の白旗がひるがえる中、兜(かぶと)前の金色に光る龍の細工、緋色の威(おどし)などが鮮やかに描かれている。(前期展示)
 展示箇所は中巻の巻末。金沢柵(さく。城柵)の兵糧攻めに堪えかねいったんは外に出た女性と子どもらであったが、次々と殺されてしまったためあわてて柵に戻っている。逃げ惑った末に腕にすがる女性の必死さなど、戦場の臨場感がよく描かれている場面である。末尾には「詞左少将保脩」と、中巻の詞書を記した持明院保脩の名がある。(中期展示)
備考 上巻欠。軸長47.5㎝。
書込み
宛名面情報
権利関係 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
詳しくは利用規定をご覧ください。
形態に関する注記 形態:巻子
色:カラー
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