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IIIFビューア
ジャンル 地図
資料ID 2017_chi_005
地点番号
地域 台東区
資料名1 浅草鳥越堀田原辺絵図
資料名1かな あさくさとりごえほったわらあたりえず
資料名2 浅草鳥越堀田原図
資料名2かな あさくさとりごえほったわらず
シリーズ名
英文タイトル
縦・横・厚(cm) 44.6×63.3
判型
時代 江戸
成立年月日 嘉永3年(1850)冬改
成立年月日終
改印(検印)
作者名 村上吾雄/誌
近江屋吾平/編
作者情報
署名等
発行者名 近江屋吾平
版元印
撮影地点・方角
彫師
蔵書印 「台東図書館/昭和/41.3.30/35191(インク壺形)(裏表紙)」
件名 蔵前 隅田川 神田川 浅草御門 浅草見附 東本願寺 浅草御蔵 首尾の松 柳橋 切絵図 三味線堀 鳥越橋 雷門 広小路
スタンプ
画中文字 識語「先出来ノ下谷辺ノ図ニ続クナリ。此図ニ続クハ花川戸ヨリ先山谷三輪辺図ナリ。/村上吾雄誌」。
展示履歴 「台東区の大名屋敷と大名庭園」(2020/12/18~2021/03/14、2021/06/18~09/12)、「馬琴日記」(2021/12/17~2022/03/13)。
解説 「台東区の大名屋敷と大名庭園」:近江屋板の切絵図。尾張屋板に比べて彩色が地味であるが、方角・情報は、こちらの方が正確であるといわれている。上側に隅田川、右側に神田川が位置する。北は左下側で、尾張屋板と方角が180度異なる。ひときわ大きく目立つのが、中央下部の「佐竹次郎(秋田藩上屋敷)」、中央の「松浦壱岐守(平戸藩上屋敷)」等であるが、それ以外にも大小の大名の上・中・下屋敷が多いことがわかる。
 上野・台東など、区南部の道路がまっすぐなのは、武家屋敷の区画が直線であったことに由来する。区北部の谷中・根岸が農村地帯であり、農道がそのまま現在の道になったのと対照的である。
「馬琴日記」:中央下、「松前伊豆守」とあるのが蝦夷松前藩上屋敷で、現在の小島二丁目にあった。馬琴の息子・宗伯は、ここから約2㎞離れた神田同朋町(現、千代田区外神田二丁目)の自宅から通った。
 宗伯は松前藩の所用も引き受け、絵図右上側の「御蔵役人」の役宅(現、柳橋二丁目付近)に住んでいた絵師・大西椿年宅に赴き、絵の注文を行なっている。
「地図でたどる台東区の変遷」:現在の浅草橋・蔵前近辺が記されており、幕府の米蔵であった浅草御蔵や、現在は暗渠となっている新堀川、東本願寺などが描かれている。大名屋敷や寺社の名称が記されている向きに統一性がないのは、玄関や門のある方向へ向けて文字が書かれているため。これは江戸切絵図に共通する記載方法である。小さく折りたたみ、懐へ入れて持ち運べるようになっていた。
備考 副題は題簽による。縦15.0cm×横8.0cm(折り畳んだ状態)。
書込み
宛名面情報
権利関係 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。
詳しくは利用規定をご覧ください。
形態に関する注記 刊写:刊本
形態:舗
色:カラー
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