解題・説明
|
大正12年(1923年)にウィリアム・M・ヴォーリズの設計で建築され、昭和4年(1929年)から東洋食品研究所の設立者である高碕達之助氏の住居として使用されていた。建物は、ヴォーリズの代表的なスタイルの一つである木造2階建て腰折れ屋根のコロニアルスタイルの特色がよく表現されていることなどから、令和元年(2019年)に国登録有形文化財に登録された。また、敷地の周囲は石積擁壁と生垣で囲われ、緑豊かな沿道景観を形成していることから、宝塚市景観重要建造物にも指定されている。(※見学については高碕記念館へ要問合せ。)
|