竹原書院図書館/デジタルアーカイブ

竹原書院図書館デジタルアーカイブTakeharashoin city library Digital Archives

安藝國御國繪図 安藝國御國繪図
賀茂郡地図 賀茂郡地図
賀茂郡竹原町濱土地變 繪圖面 全 惣繪圖元禄以前之形勢起繪圖当時之圖面丁間繪圖別袋入 力十以呂波引合 賀茂郡竹原町濱土地變 繪圖面 全 惣繪圖元禄以前之形勢起繪圖当時之圖面丁間繪圖別袋入 力十以呂波引合
町並み保存地区 町並み保存地区
市立竹原書院図書館 旧市立竹原書院図書館

解説文内の画像 市立竹原書院図書館で所蔵している歴史資料、郷土資料をデジタル化し公開しています。
市立竹原書院の歴史は古く、寛政5(1793)年にさかのぼります。17世紀中期、赤穂の技術を導入し、竹原で塩田が開発され、17世紀後半には「竹原塩」の名で知られ、その経済的基盤が文教的な風土を生み、儒学者、医者、歌人など町人学者を輩出しました。
その1人である、医師塩谷道碩は、子弟に儒学を教授していましたが、明和元年(1764)年に逝去し、竹原における学問の場が一時失われました。
寛政5(1793)年、道碩の子弟であった賴春水・春風、町年寄小倉屋籐左衛門ら有志による郷塾「竹原書院」が開講されました。これが竹原における図書館史のはじまりです。
しかし、文化10(1813)年、火災類焼により焼失、以後、明治43(1910)年に社団法人「竹原書院圖書館」結成まで、再興がかないませんでした。
この竹原書院時代から200年余りの伝統ある、現竹原書院図書館には、江戸時代の製塩業関係古文書、竹原の風俗を書いた和本、古地図などの資料が今も受け継がれ、収蔵されています。ぜひ竹原の歴史に触れてみてください。


おすすめ資料

竹原書院図書館が所蔵している絵図です。古いものでは享保2(1717)年のものがあります。当時の竹原はどのような町だったのでしょうか。これらの絵図を見て、現在の竹原と比べてみてください。みなさんが暮らしている場所もあるかもしれません。

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