10.砂川用水路の変遷(『多摩のあゆみ』183号掲載)
(連載)
砂川用水路の変遷
【誌面掲載図版】
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国土地理院基盤地図情報5m標高を用いて作成した武蔵野台地の赤色立体地図に、青線で玉川上水を載せた(「多摩のあゆみ」175号「多摩の歴史を立体視!―赤色立体地図の風景―2 玉川上水を赤色立体地図を見ながら歩く」)。
「多摩のあゆみ」183号「多摩の歴史を立体視!―赤色立体地図の風景―10 砂川用水路の変遷」では、本田創氏の提供による水路データをベースに、筆者小坂克信氏の監修のもとに編集部にて情報を適宜修正・追加し、砂川用水に関係する用水路と水車の位置を、玉川上水の天王橋付近から小金井市付近まで部分的に載せた。紫線は開削当初の砂川分水。緑の短い線は明暦3年(1657)開削時の取水口からの水路。玉川上水(青線)からの黒線は明治3年(1870)の分水口統合で廃止された水路。また、明治4年田用水として新しく作られた水路(砂川村内)も黒線になる。青の丸は水車の位置である。