解題・説明
|
中山道は江戸・日本橋を起点とし、京都まで136里(約544km)、宿場(しゅくば)は東海道と合流する草津・大津を含めると69宿を数えた。市内を南北に貫く旧中山道は、荒川岸の「戸田渡船場(とせんば)」から始まっていた。市内の道筋の大部分は失われており、その面影はわずかしか残っていない。川岸の地蔵堂(じぞうどう)の西側を通る約200mの道筋と、本町交差点そばの下戸田ミニパーク脇を通る約80mの道筋の2カ所が、現在、市内に残る中山道の道筋であるといわれている。写真は「中山道分間延絵図(ぶんけんのべえず)」。
|