寺田重明 1817~1876
(てらだしげあき)
【近世】
寺田重雄の子。兼太郎。元服前の12歳で池坊専定から「会中席」を許されるなど、三河における華道池坊の重要な門人の1人。岡崎で不蔵庵竜渓が再興した茶道宗徧流の門人でもある。重明の日記には、花会への参加、庭木や花の生育状況が記されており、父重雄に劣らず植物好きの人物であった。
『新修豊田市史』関係箇所:3巻575・585・598ページ
→ 池坊、宗徧流