脚折雨乞

脚折雨乞(すねおりあまごい)
市・無形 昭和51年8月1日指定
国・選択無形民俗文化財 平成17年2月21日選択


 

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保存会 脚折雨乞行事保存会
竹と麦わらで巨大な龍蛇(りゅうだ)を作り、それを担いで白鬚神社から雷電池まで練り歩きます。龍神(神社を出発する前に宮司の入魂の儀により龍神となる)は、長さ36メートル、重さ約3トンあり、約300人が担ぎます。龍神が雷電池まで練り歩く様、そして木立の中から龍神が現れ、池の中で勇壮に長動き回る様は圧巻です。昭和50年に脚折雨乞行事保存会が結成され、4年に一度、夏季五輪の年に行われ貴重な民俗文化財として継承されています。

〈国選択無形民俗文化財〉…正式には、「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」。
重要無形民俗文化財以外の無形民俗文化財のうち、文化庁が、芸能変遷の過程や地域の特色を示す民俗芸能や、我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので、典型的な風俗慣習のうち重要なものを選択し保護する無形民俗文化財。