脚折白鬚神社十一面観音菩薩立像

脚折白鬚神社十一面観音菩薩立像(すねおりしらひげじんじゃじゅういちめんかんのんぼさつりゅうぞう)
市・有形
昭和62年12月24日指定


 

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所有者 白鬚神社
この十一面観音立像は、室町時代より白鬚神社の本持仏として祀られています。像高は42センチメートル寄木作りで、全身に金泥が塗られ、また衣には金箔が貼られています。その姿は宝冠を被り、頭上に十面の変化面を備え、左手には花瓶を執り蓮台の上に立っています。十一面観音はすべての憂いと悩み、病苦障害、悪心を除くことを請願している菩薩として、広く人々から信仰をあつめています。