善能寺鰐口

善能寺鰐口(ぜんのうじわにぐち)
市・有形
平成6年2月24日指定


 

『つるがしま文化財マップ』で位置を見る


所有者 善能寺
鰐口(わにぐち)は金属製の道具で、寺社の軒下につるされ綱を振って鼓面を打ち、誓願成就を祈念するものです。この鰐口は慶安3(1650)年に作られました。栄慶という僧が穀断(こくだち)(願いがかなうまで穀物を食べないこと)をして薬師堂を建てたと刻まれており、寺や堂が火災にあって再建したことを伝えています。