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解題・説明
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宇部市を代表する八幡宮である琴崎八幡宮の縁起を伝える絵巻物で縦33cm、長さは上下巻で約35mです。絵巻の奥書に恒石八幡宮縁起絵巻を手本として作ったとありますが、作者や製作年代は不明です。絵は水墨画調で、雪舟の画風を学んだ熟練した人の作と思われます。宇部村出身の僧融隣が、延徳3年(1491年)に奉納したものです。 琴崎八幡宮は、平安時代初め、宇佐八幡宮の御幣(ごへい)を琴芝に祀ったのが起源で、元暦の頃、厚東武光が西の宮に再建して宇部村の鎮守(ちんじゅ)としたといいます。永和3年(1377年)に現在地に遷されました。
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