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解題・説明
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極楽寺にある五智如来像は、大日如来、釈迦如来、無量寿如来、宝生如来、阿閦如来からなり、それぞれが高さ110センチほどの高さの木像で、どっしりした安定感と、表情の豊かさが特徴的な微笑仏です。各地を遍歴しながら千体を超える仏像を刻んだことで知られている、遊行僧木喰作として知られています。 背面墨書銘から寛政10年(1798年)11月に造立されたことがわかりますが、同年に造立された仏像が山口県内各所で確認されている点と木喰の旅程とを照らし合わせると、もともとどこに安置されていたのかは不明であるものの、山口県内で造立されたことは確かなようです。 極楽寺は宇部市大字木田に所在する浄土宗寺院で、元来山口市今市にあったものが、明治の初め宇部市大字山中上市の専念寺跡に移り、昭和になり現在地へ移りました。
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