永禄四年の門司城争奪戦

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 永禄四年(一五六一)、事態は大きく動いた。大友義鎮は吉岡長増、臼杵鑑速の二家老に一万五〇〇〇の兵を付けて、毛利方が守る門司城に軍を進めた。毛利元就は小早川隆景に村上水軍など一万二〇〇〇の兵を付けて関門海峡を渡海させ、門司城を死守した。