目次
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第三編 中世
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第一章 中世行橋市域における歴史的動向
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第六節 毛利と大友の抗争と戦国時代
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四 門司城合戦
苅田表の合戦
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苅田表の合戦では、大友方の田北弥十郎鎮周配下穴井右馬助が戦死したのを初め、乙丸左京亮外四人が矢疵や手火矢疵で負傷している。一方、松山城を守った毛利方杉重良方も内藤小次郎以下徳若が戦死、友枝源五左衛門尉は左手に矢疵を負った。その他五名が負傷している。長野主水助も大友方として松山城切岸(急斜面)の合戦に参戦している。