解題・説明
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「楓葉黄花秋興長 (楓葉(ふうよう)黄花(こうか)秋興(しゅうきょう)長(なが)し) 鐡舟髙歩書 (鐡舟髙歩書)」
色づく楓や菊の花に秋の趣深さを詠った、幕末・明治の剣術家・政治家、山岡鐡舟(1836-1888)による書です。 山岡鐡舟は、江戸に生まれ、剣術家の千葉周作に入門し、のちに無刀流を開きました。槍術を山岡静山に学び、その妹と結婚し、山岡家を継ぎます。義兄高橋泥舟らと江戸治安維持にあたり、維新後は静岡県権大参事・茨城県参事を歴任しました。勝海舟、高橋泥舟とともに「幕末三舟」と称されました。
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