文教大学は、越谷キャンパス(埼玉県越谷市)、湘南キャンパス(神奈川県茅ヶ崎市)、東京あだちキャンパス(東京都足立区)の3つのキャンパスがあり、教育学部・人間科学部・文学部(越谷)、情報学部・健康栄養学部(湘南)、国際学部・経営学部(東京あだち)と各キャンパスに大学院、各研究所等の付属機関があります。
この「文教大学ミュージアム」は、文教大学付属図書館や各学部・研究所などが所蔵する貴重な文献・史料をデジタル化し、公開していきます。
また、大学各キャンパスの歴史を物語る写真などの史料も、今後掲載予定です。
まだ公開準備作業中のため、掲載コンテンツも少ない状態ですが、順次拡大していきます。(2025年4月現在)
越谷キャンパス
(埼玉県越谷市)
湘南キャンパス
(神奈川県茅ヶ崎市)
東京あだちキャンパス
(東京都足立区)
越谷キャンパス
(埼玉県越谷市南荻島3337)
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2024年現在
1966年ごろ
文教大学を運営する学校法人文教大学学園は、大学のほか付属幼稚園、付属小学校、付属中学・高等学校(いずれも東京都品川区)を設置しています。
文教大学学園の前身は、1927(昭和2)年に立正幼稚園、立正裁縫女学校を東京府荏原郡大崎町(現・品川区東大崎)に創立し、財団法人立正学園として始まりました。戦前・戦後を通じて各種学校を設置してきましたが、戦後、1951(昭和26)年に私立学校法により学校法人立正学園に改組し、1953(昭和28)年に立正学園女子短期大学を設立しました(後の文教大学女子短期大学部)。
1966(昭和41)年、埼玉県越谷市に立正女子大学が設置されました。家政学部家政学科から始まった立正女子大学は、1969(昭和44)年に教育学部を設置し、1976(昭和51)年、人間科学部設置と同年に文教大学と校名変更しました。翌1977(昭和52)年に男女共学化し、1980(昭和55)年には情報学部が設置されました。
1985(昭和60)年、神奈川県茅ヶ崎市に文教大学湘南校舎を開校し、情報学部と女子短期大学が湘南に移転しました。その後1987(昭和62)年に文学部(越谷)、1990(平成2)年に国際学部(湘南)、1993(平成5)年に大学院が次々と設置され、総合大学としての成長を遂げました。
2000(平成12)年から女子短期大学部の改組がはじまり、2010(平成22)年に健康栄養学部(湘南)設置に至りました。また、情報学部の改組により2014(平成26)年に経営学部(湘南)が設置されました。
2021(令和3年)、東京都足立区に文教大学東京あだちキャンパスが設置され、湘南から国際学部・経営学部が移転して現在に至ります。
付属図書館では、特に江戸末期から明治初期にかけての各種の古典籍(刊本・写本和装本)を所蔵しています。
勝海舟ゆかりの「清明文庫」旧蔵書の一部が移管されており、図書館の貴重書コレクションの一部を形成しています。
また、文学部日本語日本文学科では、絵巻物や百人一首、源氏物語の屏風絵などを所蔵しています。
2025年現在公開準備中ですが、準備ができたものから順次追加していきます。
付属図書館(越谷図書館)には「漢籍室」を設け、中国古典籍および日本で作られた漢文和装本をあわせて2,200点(帙数)あまりを「漢籍コレクション」として所蔵しています。
この漢籍コレクションは『易』を中心とした田口福司朗先生の旧蔵書および『史記』を中心とした池田四郎次郎(蘆洲)先生の旧蔵書を中心として構成されており、詩書や荀子、韓非子など漢書全般にわたっています。