『北河内 飯盛 ウォーキングコース』(編集協力 大東市文化財保護推進会)
大東市の東に位置する飯盛山(標高約314m)は、北に比叡山、その向こうに比良山系を望み、西には北摂から六甲山を見渡すことができます。足元に広がる大阪平野の先には、はるか明石海峡や淡路島、四国の山影までもが浮かぶことがあります。
山上には大坂府下最大の山城である「飯盛城」が、麓には河内を縦断して京都へ向かう東高野街道と大和へつながる清滝街道が交差し、大和川が流れ込んだ深野池は、大阪湾に通じていました。
飯盛山は、人とモノが行き交うさまを時間の流れとともに眺めてきました。『北河内 飯盛 ウォーキングコース』は、郷土の歴史や民話、物語りを紐解きながら歩くためにつくられた、わかりやすいガイド(冊子)です。