発刊にあたり 今を去る一世紀前の明治十四年に、明治天皇が北海道開拓の実情ご視察のために本道に行幸され

1881年(明治14年) 明治天皇、北海道巡幸の途中、漁村で休憩 この年、開拓使の「官有物払い下げ,問題」が全国をゆるがし、政変にまでいたりますが、そのさなか、明治天皇は開拓の実状を視察するため北海道を,八月末に小樽から札幌に入った明治天皇は、九月二日札幌から千歳に向かい、島松では中山久蔵の水田を見学し、,後に村民は休憩所跡に「帷宮碑」を建て、また明治天皇が飲んだ水をくんだ佐藤倉吉方の井戸には「御膳水碑」を