|
解題・説明
|
すらりとした感じの巨木ですが、太さは市内最大級で、 市内で最も高いイチョウです。二宮神社正面の鳥居からいったん参道を下り、 再び階段を上がったところに社殿を背景として大きく聳え、 境内の良い景色になっています。 また神社境内には鬱蒼とした多くの種類の叢林があり、 こうした貴重な自然環境によって守られています。 このイチョウは江戸時代の『成田参詣記』の「二宮神社」にも描かれるなど古くから人々に 親しまれており、また御神木として崇められています。 樹高は25m、幹回りは4.71m、葉張りは17.4mの雌株で、地元では、樹齢約400年と言われています。
|