解題・説明
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絵はがき-005~007は同一シリーズ。東京湾に流れる海老川に架けられた八千代橋は、大正天皇の銀婚式の年、大正14年(1925)12月に完成した。船橋町九日市の東漁師町(現 船橋市本町3丁目の一部)と、船橋町五日市の本宿(現 宮本2丁目の一部)を結び、その当時は最も川下に架かる橋であった。色紙「銀婚式記念 八千代橋の開通をいはひて 船橋町」。「銀婚を いはふかたみの やちよはし いくちよかけて たみのよろこひ」の短歌は船橋町が公募した中から選ばれた。開通に合わせ橋のたもとに建てられた架橋記念の石碑に刻まれている。八千代橋は海老川の拡幅工事に伴い、平成3年(1991)に高欄の改修工事が行われた。
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