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解題・説明
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「岩藤書店発行」。明治初期~明治34年(1901)頃にかけて、旧船橋町の海岸地先には九日市・三田浜・五日市浜・松遠浜の各塩田が開かれた。写真は三田浜塩田である。明治13年(1880)に開かれ、面積は26町7反(約26.5ha)余りであった。経営者の住まい、東京芝区(後に港区)の三田から名が付いたという。昭和4年(1929)、塩田整理の対象になり廃止された。現在の船橋市湊町2丁目の市庁舎及び三田浜楽園辺りから南側と、湊町1丁目の市立湊町小学校の西隣りの地域から南側で、湊町3丁目までの区域にあたる。写真の年代は不明だが、大正期(1912~25)頃と思われる。九日市と五日市浜は大正6年の暴風雨による津波の被害で廃止になり、松遠浜も昭和4年に廃止された。なお、旧葛飾町地先の海には天明5年(1785)、西海神浜の塩田が完成していた(現在の船橋市南海神1丁目・2丁目の海神川の南側地域)。
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