|
解題・説明
|
絵はがき-022~024は、同一シリーズ。「習志野」は習志野原陸軍演習場のこと。現在の船橋・八千代・習志野の各市域におよぶ。シリーズ名に「近傍」とあるが、大正6年(1917)測図の1万分1地形図「大久保」と、昭和3年(1928)修正測図の1万分1「習志野演習場」図によれば、二つの施設は演習場区域の中にあり、南北に約100mの間を空け、それぞれ土塁で囲われていた。右上・左下の写真の門柱には「習志野演習場主管事務所」・「陸軍糧秣本廠習志野倉庫」の文字がある。糧秣は兵糧と秣(飼葉)のことであるが、習志野倉庫は主に秣用の干草の貯蔵庫であったという。演習場外の西に騎兵第13~16連隊の施設があり、習志野倉庫とは最も近い所で500mほど離れていたが、軍用鉄道で結ばれていたことが2種の地図から分かる。 22と同シリーズのため、写真の年代は大正年間の前半(1912~18)頃か。演習主管所は現在の習志野市東習志野1丁目9の公務員住宅の辺り。糧秣廠は同東習志野1丁目1・2の公務員住宅・市立習志野高等学校の辺り。
|