解題・説明
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東京方面から船橋まで開通していた京成電気軌道が、大正10年(1921)、千葉まで開通し(現 京成電鉄千葉線)、谷津海岸駅(後に谷津遊園駅、現 谷津駅)が開業した。谷津海岸は海水浴場として賑わうようになったという。大正14年(1925)、京成電気軌道株式会社は津田沼塩田の跡地を買い取り、遊園地(後の谷津遊園)を開いた。。絵はがき-091~096は同一シリーズのようである。年代・発行者とも不明だが、写真は開園して間もない大正15年(=昭和元年)~昭和2年(1927)ころの様子と思われる。この後、谷津遊園は次々と施設が充実し、バラ園や動物園なども設けられた。昭和57年(1982)、惜しまれながら閉園になった。
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