宮部ライン

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 館脇操は、千島列島内の亜寒帯と温帯との境界をエトロフ水道(エトロフ、ウルップ両島の間)に求め、昭和8年、恩師宮部金吾の名を冠し、宮部ラインとして発表した。エトロフ島まで分布している北海道的高木はエトロフ水道以北では完全に姿を消し、ハイマツ、ミヤマハンノキなどの低木地帯となる。