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 安政以後になると箱館奉行は木版師を伴っていたらしく、『松の本枝』『函府人名録』などが印刷されており、また万延2年出版の『ろしやのいろは』に「奥州箱館住常木重吉工」とあるのは、版工がいたことを証明している。