発展推移の大要

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一 明治三十八年五月、公立亀田消防組を創設、村役場に事務所を置く。腕用ポンプ四台を購入し、三分団制をもって消防夫七〇名で発足。
二 明治四十三年三月、腕用ポンプ一台購入し、本町に第一分団の支部を設置。
三 大正五年四月一日、本町設置の支部を昇格、第四分団とし、三分団制を四分団制に拡充強化。
四 昭和十四年四月、消防組を「警防団」と改称。
五 昭和二十二年八月、警防団を「消防団」に切り替えるとともに、四分団制を五分団制に拡充強化。このときの定員二九一名となる。また、富岡・桔梗・石川の部落所有腕用ポンプ三台の寄付を受ける。
六 昭和二十四年四月、港の一部函館市への合併により、このときの定員二〇三名となる。
七 昭和二十五年十二月、ポンプ自動車一台を購入し、本町に配備して消防力の充実強化を図る。このとき常備員福島運転手を採用。(昭和四十四年福島運転手退職)
  (現有施設設備)
  ポンプ自動車 一台  腕用ポンプ 八台  望樓 七  火の見 一一  貯水槽 七
八 昭和二十八年、可搬動力ポンプ(東京発動機製作) 一台購入。
九 昭和三十三年、可搬動力ポンプ(芝浦機械製作)二台購入。
  (分団警戒分担区域)
  第一分団 桔梗・石川・昭和・中野の一部
  第二分団 鍛治・神山・本通・中道・東山・陣川・赤川通
  第三分団 赤川・水元・大森・中野の一部
  第四分団 本町・港・富岡
  第五分団 富岡・赤川通
 各分団には可搬動力ポンプが配備されてあり、消防警戒の万全を期している。
一〇 昭和二十六年から二十九年までの、消防団員数と設備状況をみると次のようになっている。

消防団員数(各年とも十二月一日現在)

昭和二十九年は班長四名減じて団員四名を増員している。

消防設備数(各年とも十二月一日現在)