町会助成

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 町では地域住民の生活安定を図ることに心がけてきているが、住民親交の基盤ともいうべき町会運営について多大の努力をしている。町会運営の中心的存在である会館保有のことは、各町会とも経済的困難が多く、会館建設は容易に進まない現況にかんがみ、町では逐次予算の範囲において順次に会館建設の助成を行ってきている。最近町費助成を得て会館を設置したものを挙げてみると次のようになっている。
 
一 桔梗会館 昭和四十四年七月三十一日、桔梗二一七番地(桔梗小学校前)に桔梗会館が完成した。この会館は桔梗地区住民の懸案の要望がかなえられたもので、公区活動が大いに容易となり、住民の喜びは非常なものである。
 建物は、木造モルタル平屋一五七平方メートル、集会室、和室二、管理室を備えている。建設費は三二〇万円で、うち町費から一五〇万円の助成を受けた。
 
二 本通青少年会館 昭和四十五年十二月二十二日、本通一七番地(五稜郭公園の北東角地)に本通青少年会館が完成した。本通地区には会館がなく、近年人口増加に伴い町会運営に多分の不便をかこっていたが、地域住民のみならず、地区の青少年健全育成の場としても役立てるため、建設されたものである。
 建物は、木造二階建て延ベ一七八平方メートル、集会室、和室、管理人室、二階には和室二が設けられている。建設費は四〇〇万円で、うち二〇〇万円が町の助成である。
 
三 神山会館 昭和四十六年七月十七日、神山一九二番地に神山公区福祉会館が完成し、落成祝賀会を行った。この会館は木造一部二階建て延ベ一八八平方メートル、五〇平方メートルの集会室、また和室もあり婦人会、老人クラブ、青少年団活動にも利用されている。建築費は四八〇万円で、うち二四〇万円が町から助成を受けたものである。