表4・4・2 夏の例大祭の日時
〈宵宮祭〉
宵宮祭は、祭神に神饌(神に奉る食物)を捧げ、玉串奉奠をおこない、神を慰めるための奏楽を奏上する。石崎八幡神社の宵宮祭は、八月十四日午後四時から次のようにおこなわれる。
・宮司・助勤神職八名
・大太鼓の合図で開始(午後四時)
①祓詞②修祓③祭主一拝④開扉⑤宮司祝詞⑥玉串奉奠⑦松前神楽⑧閉扉⑨一拝
・大太鼓の合図で終了(午後四時五五分)
神楽奉納(大太鼓・小太鼓・笛・手拍子)
松前神楽は祭典に奉仕した神職が神楽を舞う。
〈本祭〉
石崎八幡神社の本祭は、八月十五日次のようにおこなわれる。本祭の参列者は、午後二時、神社境内に集合、二時三〇分門祓いに出発し、三時五分神社に戻る。
・宮司・助勤神職八名
・大太鼓の合図で開始(午後三時三〇分)
①祓詞②修祓③祭主一拝④開扉⑤宮司祝詞⑥玉串奉奠⑦祈願(家内安全・海上安全・交通安全・厄払い祈願)各祈願を願い出た者の代表が玉串奉奠を行う。⑧松前神楽⑨閉扉⑩一拝
・大太鼓の合図で終了(午後五時五〇分)
祭壇は神前の中央に・お供え・お神酒・紅白餅、下段には・コンブ・魚などの海産物・果物・野菜などの農産物・お菓子などを供える。本祭終了後、直会(なおらい)(祭儀が終わったのち、参加者が供物を下して飲食する)がもたれる。
門祓い・昭和44年(俵谷次男提供)
表4・4・3 宵宮祭 神楽
表4・4・4 本祭 松前神楽