目次
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第四章 生活と民俗の地域的展開
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[附録・あとがき]
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第拾五章 銭亀澤村
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第三節 沿革
大字石崎村
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凡ソ七百年前、一ノ漁場ヲ開キタルヨリ漸次移住者アリテ一部落ヲ形勢シ、當亀田海岸中屈指ノ一大部落トナリ、明治ノ初年ニ於テ既ニ百六十戸ヲ有スルニ至レリ。明治拾三年戸長役場ヲ於カレ、同拾六年銭亀沢村戸長役場ト合併シ、明治丗五年二級町村制施行セラレテ、銭亀沢村大字トナル。
因ニ明治初年迄ハ函館ヨリ汐首村マデヲしやも地トテ和人ノ住地トシ、以東ハ所謂
蝦夷地
ト唱へ来タリ
茅部
郡ニ属セリ。