目次
/
第1編 自然
/
第5章 恵山町の植物
/
第2節 恵山町の植生
/
2、内陸山地と林地
(2)丸山から毛無山に続く山稜付近の林地
220 ~ 223 / 1483ページ
古武井
川と
尻岸内
川の両河川の最上流部付近は、全体的にはブナを優占樹種とする林地で、林床はササ(チシマザサやクマイザサ)が優占し、道南の特徴とされるブナ−チシマザサ群落の様相であるが、丸山付近の急峻地形で林分の欠けた地には自然ササ草地があり、毛無山地域にはダケカンバの優占する林域もみられる。
また、全体的にブナ−チシマザサ群落とみるべき林域内でも、部分的には間伐や植林などの施工が行われている地もあり、密度や樹齢差また構成する樹種とその量に異なる林分がみられている。
恵山の遠望(日ノ浜海岸から)
山腹(南側)から円頂丘を望む
火口原からみる円頂丘
円頂丘下の火口原にみられる裸地とガンコウラン・イソツツジ叢の縞模様
円頂丘下から海向山方向を望む