3、各学校の施設設備の充実

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 教育目標・方針の設定と同時に、教育委員会は仕事を進める上で事務組織の確立もしなければならなかったが、早急に手を付けなければならなかったのは学校からの施設設備についての要請であった。特に、尻岸内、東光の両新制中学校については最優先であり、また、老朽化が進んでいた小学校も、戦後生まれの子供たちが入学期を迎え、すし詰め教室に悲鳴を上げている状態であった。教育委員会は、まず、これらに取り組むだけで精一杯だったと推察する。以下、教育委員会発足以降、約10年間に取り組んだ仕事である。
 
日浦小関係
 昭和30・10・ 1 通学路の橋を永久橋に架けかえる。
   32・ 1・21 屋内体育館を建設する。
   35・ 3・31 6学級認可により2教室増築する。
尻岸内小関係
   26・ 9   台風により校舎被害全面修理する。
   31・11・10 屋内体育館新築落成する。
   36・ 4・30 校舎新築(鉄骨ブロック)第1期工事完了す。
   37・ 5・ 4 同、第2期工事完了12・20・同、第3期工事完了する。
古武井小関係
   24・ 3・ 5 屋内体育館建設と2学級増築する。
   25・ 6   校舎の大修理をする。
   31・ 9・ 6 校舎新築第1期工事(2教室・便所)完了する。
   32・ 3   同、第2期工事(3教室・職員室・校長室等)完了する。
   33・ 3・13 同、第3期工事(7教室・屋内体育館・玄関等)完了する。
恵山小関係
   29・ 2   校内放送を設備する(5か年計画の初年度)。
   30・ 5   全校舎の屋根を瓦葺きとする。
   32・12   水道施設鉄管に取り替える。
   33・12   3教室・体育館ステージ部分を増築、東側に便所を建築する。
   39・ 5・12 理科室・音楽室を建設する。
   40・ 3   校長室・保健室を建設する。
 
 なお、中学校関係の校舎建設等については、第1章学校教育、第8節戦後の教育改革、(6)新制中学の発足に記している。