宇 美 第 吉(三代)
戸井学校経費之内へ金壱円差出候段奇特之事ニ候依テ其賞トシテ木盃壱個被下候事
昭治十三年十月六日
開 拓 使
② 函館県 平民
宇 美 第 吉(三代)
明治六年
皇城炎上ニ付金二拾五銭献納候段奇特候事
明治十七年十一月十一日
宮 内 省
③ 北海道渡島国亀田郡戸井村
字 美 第 吉(四代)
明治十九年十一月中渡島国亀田郡戸井村外一村衛生費ノ内へ金壱円寄付候段奇特候事
明治二十二年三月七日
北海道庁長官従四位勲三等永山武四郎代理
北海道庁理事官正六位勲六等 小 野 脩一郎
④ 北海道渡島国亀田郡戸井村
宇 美 第 吉(四代)
明治二十六年五月中渡島国亀田郡公立戸井小学校鎌歌分校新築費ノ内へ金拾円寄付候段寄特ニ付為其賞木杯壱個下賜候事
明治二十七年四月十日
北海道庁長官従三位勲三等 北垣 国道
⑤ 第八七〇六号
承 認 状
一金 弐円五拾銭
右報告ノ主旨ヲ以テ軍資金ノ内へ献納ノ趣承認候中央金庫へ納付可有之候也
明治二十七年八月二十四日
海軍省経理局長海軍主計総監
正五位勲三等 川 口 武 定
宇 美 第 吉 殿
⑥ 第六九二〇三号
承 認 状
一金 弐円五拾銭
右報告ノ主旨ヲ以テ軍資金ノ内ヘ献納ノ趣承認候別紙納入告知書ニ拠リ中央金庫へ納付可有之候也
明治二十七年十月十六日
陸軍恤兵監陸軍騎兵中佐
正六位勲四等 大 蔵 平 三
宇 美 第 吉 殿
⑦ 北海道亀田郡戸井村
宇 美 第 吉(四代)
明治二十七八年戰役ノ際軍資ノ内へ金弐円五拾銭献納候段奇特ニ候事
明治三十年六月一日
北海道庁長官従四位勲四等 原 保太郎
⑧ 北海道渡島国亀田郡戸井村
宇 美 第 吉(四代)
明治三十一年十月管下水災罹災者救恤ノ為金壱円差出候段奇特ニ候事
明治三十一年十月二十七日
北海道庁長官従四位 杉 田 定 一
宇美第吉の表彰状
⑨ 表 彰 状
渡島国亀田郡戸井村大字戸井村
宇 美 第 吉(五代)
明治二年八月十五日生
資性剛毅公共ノ志厚ク学校役場ノ修築神社基本財産ノ造成等ヲ初メ公共事業ニ醵金スル等枚挙ニ暇アラズ
其ノ他村会議員トシテ常ニ村治ノ円満ト産業ノ発展ヲ期シ或ハ学務委員トシテ力ヲ教育ノ普及ニ効シ其ノ功績尠カラズ
仍テ菓子器ヲ贈リ茲ニ其ノ善行ヲ表彰ス
大正四年十一月十四日
渡島斯民会長正六位勲六等 河 毛 三 郎
渡島教育会長正六位勲六等 河 毛 三 郎
⑩ 表 彰 状
亀田郡戸井村字浜町
漁業宇 美 第 吉(五代)
資性敦厚ニシテ進取ノ気象ニ富ミ夙ニ漁業ノ改良ヲ計リ経営ノ合理化ヲ志シ以テ同地方ニ於ケル漁業ノ一新紀元ヲ画スルニ努メツツアル功労洵ニ顕著ナルモノアリ
仍テ茲ニ別封目録ノ品ヲ贈呈シ之ヲ表彰ス
昭和八年二月十一日
渡島自治会長従六位勲六等 茶 谷 幸 一
⑪ 宇 美 第 吉(五代)
亀田郡戸井村民力涵養実行委員ヲ嘱託ス
大正八年九月一日
北 海 道 庁 函 館 支 庁
塩鱒・銀賞賞状
⑫ 北 海 道
宇 美 第 吉(五代)
塩 鱒
銀賞 審査総長 従二位勲一等 平 山 成 信
会 長 正四位勲二等 馬 淵 鋭太郎
審査ノ成績ニ依リ之ヲ贈与ス
大正十年五月三日
内外産業博覧会総裁 従二位勲一等男爵 九 鬼 隆 一
鰮搾粕・金牌賞状