カムイ岩

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 前掲『えぞのてぶり』にこの地名が初めて出ている。「シュマカムイ」アイヌ語でシュマは石、カムイは神を示す。「銚子の碕といへる岩の上に、蝦夷(アヰノ)の立てるがごとき形したる五尺ばかりと見へて、をのづからなれる石のたてり、此立石をアヰノら、神鬼と恐れたふとめり」と記している。