村並から村へ

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 そののち安政五年(一八五八)三月六ヵ場所では人口が増加したことにより、箱館奉行は従来の村並の行政単位を「村」と改めた。このため村並の村に置かれていた頭取・小頭・百姓代の村役人は、名主・年寄・百姓代と改められ、支郷にいた小頭はそのまま小頭の名で残されたが、そのほかに年寄・百姓代の村役人が増強されることになった。