目次
/
第四編 行政
/
第二章 江戸時代の行政
/
第四節 後幕領時代
/
一 箱館の開港
村並から村へ
341 ~ 341 / 1354ページ
そののち安政五年(一八五八)三月六ヵ場所では人口が増加したことにより、
箱館奉行
は従来の村並の行政単位を「村」と改めた。このため村並の村に置かれていた頭取・小頭・百姓代の村役人は、
名主
・年寄・百姓代と改められ、支郷にいた小頭はそのまま小頭の名で残されたが、そのほかに年寄・百姓代の村役人が増強されることになった。