昭和二十二年の新行政

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 昭和二十二年第一回統一地方選挙が実施されることになり、椴法華村長として松坂幹太郎・石川周治の両者が立候補し選挙戦が行われたが、四月五日の投票の結果松坂幹太郎が六百四十票を獲得し椴法華村長に当選する。(石川周治二百八十八票)
 同年四月三十日、市町村議会議員の統一地方選挙が全国一斉に実施されることになり、我が椴法華村でも新制度による初めての椴法華村議会議員の選挙が実施され、定員十六名が次のように選出される。
 この時村長・村議会議員は共に身近な人々が立候補する選挙であり、特に女性が投票権を持ったことは、戦前の選挙とは大いに異なるところで、立候補者はどうやって婦人票を獲得するか、頭を悩ませ各自秘策を練りに練ったと云われている。
 
昭和二十二年四月三十日より昭和二十六年四月二十九日まで
議 長 五ノ井 正二議 員 滝   潔議 員 北村 常吉
副議長 川口 玉造議 員 中村 岩雄議 員 越崎 勘之助
議 員 岡山 一也議 員 香川 喜三郎議 員 木村 栄作
議 員 黒沢 源次議 員 小寺 玉太郎議 員 長谷川 彦次
議 員 佐々木 菊三郎議 員 長政 長八
議 員 大津 甲子郎議 員 田中 鍋太郎

昭和二十四年六月補欠選挙当選者
(任期途中、黒沢・大津・長政・越崎議員辞職により昭和二十四年六月二十日補欠選挙実施、残任期間を三名の議員がつとめる。)
 議員 花咲万太郎  議員 佐藤鉄太郎  議員 亀田春次