村の木、村の花について広く村民より募集し、開基百年記念事業推進委員会文化部で検討を加え、村の木「とどまつ」村の花「恵山つつじ」と決定する。
開基百年記念式を終えて
「先人への感謝と明日の飛躍」
椴法華村長 鎌田作郎
(広報とどほっけ 五十一年十月号より)
三上北海道副知事を始め村外から多数の御来賓御臨席のもとに挙行された開基百年の記念式典も、厳粛ななかにも和やかに終了することが出来、記念事業推進委員会で計画された各種事業、行事も村民体育祭、文化祭等を残すだけとなりました。
遠く、三百数十年の先駆者によって開拓された郷土椴法華村も、明治九年旧尾札部村より分村して百年、椴法華村史年表をとおしてこれまで幾多の村の変遷を想うとき、百年の風雪に耐えて今日の郷土を築かれた父祖先人の御苦労と偉業に対し深く敬意と感謝を捧げる次第であります。
式典やパレード、舟こぎ競走、各種行事をとおして御協力御尽力された村民の皆様に心からお礼を申し上げますと共に、この意義のある百年を出発点として、更に豊かな村づくりのため村民憲章を道標として、村民が一丸となって邁進することを決意するものであります。