年 次 | 漁 況 |
大正 二 年 | 鰮漁業不振 |
大正 三 年 | 椴法華鰮不漁 |
大正 四 年 | この年、前年からの不漁続きで六月新聞に「渡島漁民の惨況、凶漁続き民力の疲弊」と記される。十 |
二月椴法華鰮大漁、三日の日だけで二千五六百石漁獲する | |
大正 五 年 | 椴法華鰮大漁、十一月二十九日一日で五百五十玉(一玉約三十貫)を漁獲、同日までの椴法華産鰮の |
全漁獲高は千二三百石となる | |
大正 六 年 | 鰮不漁 |
大正 七 年 | 鰮平年並み |
大正 十 年 | 鰮夏漁不振、このため粕の生産減少するが価格上昇せず |
大正 十一年 | 平年並み |
大正 十三年 | この年、椴法華鰮・鱈ともに大漁、而も鰮粕・鱈の値段良好のため村内好景気となる。この年の村の |
一戸平均収入は二千百三十七円で大不景気であった大正十一年の一戸平均五百八十七円と比較すると | |
大へんな違いであることが知られる。(実際には仕込みや親方の取り分が多く、数字ほど経済状態がよ | |
くなったわけではないが。) | |
大正 十四年 | この年七月、椴法華烏賊大大漁となる。函館方面では不漁であったことから値もよく高収入を得る。 |
その後十一月二十七日より椴法華沖へ鰮の群来(くき)回遊、二十七日から三十日までに約五千石を漁獲する。 |
椴法華村鰮漁獲高(1)
椴法華村鰮漁獲高(2)