戦後の椴法華漁業会

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 戦後他町村の漁民の中には、漁業権の解放や漁業会の民主化を強く叫ぶ者があったが、我が椴法華村ではあまりこれを強く主張する者はおらず、椴法華漁業会の主な仕事は、漁船用油・網・ロープ等の配給や漁獲物の集荷・昆布取の合図や沖止の決定・その他警防団・青年団等の協力による遭難船の救助であったと云われている。
 なお椴法華漁業会は昭和二十四年四月頃まで存在していたと云われている。