昭和二十八年度の椴法華漁協

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 (第五事業年度決算報告書を参考とする。)
 組合長理事 中村泰三
 理事 佐々木正次郎 理事 藤枝政喜 理事 中村岩雄 理事 川口与吉 理事 伊藤初太郎
    組合員五百四十八名・準組合員一名 組合職員 十二
〈主
な事業内容〉
◇信用事業
・自己資金不足のため組合員に出資金増口の協力を求める。
・組合貯金の充実、預金額の減少に対処するため、七月より婦人月掛、十一月より着業準備貯金を実施する。
・資金貸付、磯船建造資金・昆布漁着業資金・いか漁着業資金等の資金貸出をして良好な成績をおさめる。
◇販売事業
椴法華漁業協同組合の中枢事業として、組合員の努力の結果、良好なる成績を収める。
◇購買事業
・主要漁業資材を重点的に取扱う。
◇利用事業
・自動三輪車二台により集荷並に購買品の運搬に利用するも採算性の面から再検討を要する。
・七月末いすず自動車(五屯積トラック)を購入、製品並に鮮魚の運搬に使用、多大の利益をもたらす。
◇指導事業
・水産動植物の蕃殖保護
 千五百坪の岩礁破砕を実施する。
・海難防止と遭難救助並びに漁船保険の普及
・組合員の教育及び情報提供