椴法華村信用購買販売利用組合

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 (後に椴法華信用購売組合と改名)
 大正六年一月二十四日、椴法華村信用購買販売利用組合が設立される。この組織は椴法華村漁業協同組合が、組合員の生活向上のために開設したもので、出来るだけ漁民が高利による仕込みを受けないで自立することを助けようとする組織であった。
・大正八年の椴法華村信用組合
 (産業組合要覧第九次・北海道内務部 大正九年三月を参考にしてまとめる)
 
 椴法華村信用組合 組合長 吉田慶太郎(村長)
 設立許可年月日 大正六年一月二十四日
 所在地 椴法華村字島百八十九ノ二
 
 なお、大正七年五月に編纂された『亀田郡椴法華村郷土史』によれば、『大正五年十一月信用組合ノ組織ナリ各組合員ノ産業ニ関スル資金融通並ニ積立ヲナス』とあり、この頃から準備され、大正六年一月二十四日正式認可されたものと考えられる。

[表]


大正十三年の実態(組合員 八十六名)