明治三十一年衛生組合設置規程公布。
明治三十一年庁令により衛生組合の設置規程が定められ、この法令に基づき各町村に衛生組合が設置されることになったが、この組合の主な仕事は衛生思想の普及と伝染病の予防等であった。
椴法華村では、明治三十年代にこの組合が設立されたものと推定されるが、現在残されている資料では、ずっと後の大正八年から昭和十二年までのものより残されていない。
※村医原病院の開設
明治三十五年、言い伝えによればこの年島泊に村民期待の村医原病院が開設されたといわれている。(詳細は不明)
※仮隔離病舎の設置
明治三十七年六月、伝染病患者隔離に備え、字冷水番外地に仮隔離病舎収容人員二名を設置する。
※医療関係規程の制定
明治三十四年、椴法華村「伝染病予防救治ニ従事スル者、手当金給与規程」を定める。
明治四十三年六月八日、椴法華村、村医規程を定める。
明治四十四年八月二十四日、椴法華村、産婆規程を定める。
なおこれらの規程内容に関する資料は残されておらず詳細は不明である。