目次
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第十二編 災害
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第三章 海難事故
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第二節 明治以後の海難事故
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二 大正時代の海難
初穂丸の遭難
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大正四年一月二十三日、室蘭より硫黄二千二百四十三石を積み
新潟
へ向け航行中の汽船初穂丸百九十九屯、
尻岸内
沖合で暴風雪のため船底に裂傷を受け浸水はなはだしく、航行困難となるが、船員一同必死となり排水に努め二十四日午前零時三十分、かろうじて函館に入港(函館毎日新聞)