軍艦笠置の女那川座州

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 大正五年七月二十日午後二時三十六分濃霧のため、海軍大佐桜井真清以下四百八十名乗艦の軍艦笠置排水屯数五千三百屯、(排水量四九七八屯)が尻岸内女那川沖六・七十間の所に座州する。
 消防団、在郷軍人団、軍艦最上、軍艦津軽その他作業船二隻(海軍所属)による離州作業は失敗し、貴重品及び取りはずし可能裝備の全てを陸揚げする。その後の風浪により艦体は中央部より二つに折れ砂中に艦体の約下半分が埋まる。大正五年十一月五日海軍軍艦籍より除籍される。