目次
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第十二編 災害
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第三章 海難事故
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第二節 明治以後の海難事故
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三 昭和時代の海難(戦前)
恵山沖大住丸の救助
1185 ~ 1185 / 1354ページ
昭和十二年十二月十一日 函館新聞
大住丸遭難
惠山沖合で救はる
船長だけ浪に呑まる
(
椴法華
電話)九日夕刻
椴法華
近海は大時化に襲われ出漁中の
臼尻
尾札部
両村の被害も相当の見込みであるが、出漁中の第十大住丸四名乗組員のものは恵山沖合に遭難、漂流中を燈台守小谷作太郎氏に救助されたるも同船々長某は荒波に呑まれ溺死を遂げた。関係者は死体を捜索中である。