目次
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第四編 戸口と地名
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第一章 戸口と名字
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第二節 名字
帆印
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東遊記
にあるように、漁家は古くからその漁具、漁船に自家を示す印として付けたもので、よく知られる帆船の帆に付した印、いわゆる帆印もこの家印と同系のものである。
江戸
時代、幕府は大型の船の建造を禁じていた。また、許可を得てもその船の帆に家紋を付すことはできなかったという。大型の廻船などの帆に、いろいろ工夫して付したものが帆印のいろいろである。