南茅部村設置

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 臼尻村・尾札部村は、新しい村南茅部村設置のための手続きを経て、村長・村議会議員の選挙を執行した。
 昭和三四年五月、南茅部村の初代村長に鈴木慶一(旧臼尻村長)が就任した。
 助役は大滝政吉・小鹿清次郎の二名となる。
 役場は、知事裁定に沿い本庁(旧尾札部村役場庁舎)と分庁(旧臼尻村役場庁舎)を置き、課を設けて新しい役場機構(分掌)を定めた。本庁に総務課・税務課・民生課を置き、分庁に産業課・建設課を置いた。
 南茅部村議会が開かれて、初代議長に藤本種八(明治一七年生)、初代副議長に蛯谷金作(明治三六年生)が選出された。
 町議会には、新しい村政出発の基本となる一切の条例の案件が上提され、審議議決がすすめられた。